光を大切にする建築家ルイス・カーンの建築が好きです。
実作は、フォート・ワース(アメリカ)のキンベル美術館、ニューヘブン(アメリカ)のブリデッシュ・アート・ミュージアム、イエール大学アートギャラリーをみました。
特に、キンベル美術館は、それだけを見に3泊4日の旅をしました。
旅に出た時に建築を見るコツは、欲張らないことです。
1日に、1つ見るくらいでちょうど良いと思います。
基本、中には1日中います。
写真を撮ったり、スケッチしたり、ボーっとしたり…。
それが3日間続きました。
飽きませんでした。
本当に、ずっと居てもいいくらいです。
そうやって、朝から晩まで、ずーと居ると、自分の皮膚に空間がなじんてくる感覚になります。
ルイス・カーンには「ひとつ時に、ひとつのことを強く信じよ」という言葉があります。
ルイス・カーンの造る空間と言葉は、私にとって強い親和性があります。
この写真は、私の事務所に飾ってあります。
常に、思索をしている、この風貌が良いのです。