sano-sanoは遅いお盆休みを頂き、静岡東部へ小旅行に行ってきました。
まずはかねてより行ってみたかった、函南町(かんなみちょう)のかんなみ仏の里美術館へ。
設計は、建築家・栗生明さん。
今回は、あえて電車を乗り継ぎ、距離が体感できるよう歩く旅をしてみました。
のどかで気持ちの良い場所でしたが、暑い中で小一時間、山を上ったり下ったりは、久々にハード。
美術館は2つの宝形の屋根の展示室がバランス良く配され、プランもシンプルにまとめられています。
RC造の屋根、軒先のディテール、庇下の跳ね出した縁、廻り込むアプローチの秀逸さ、プロポーションの良さなど、みどころは様々あります。
そのなかでも展示室の静けさは、素晴らしい。
ガラスの透明性と玲瓏さが、仏像に向き合うことに集中させてくれます。
特に信心深い訳ではありませんが、時々、こういった場所に身を置くことも良いものですね。
派手に知られてないところが尚良く、おススメな建築です☆