今日は、檜風呂の制作、直売を手掛けている(株)桐山さんを訪問しました。
代表の桐山さんとは、フェイスブックを通じて知り合いました。
桐山さんは、富士高校の先輩にあたる方です。
檜風呂の、材料仕入→加工→販売を、自社にて仕切っています。
高級商品と思われている檜風呂を、インターネットを通じて直売し、低価格でエンドユーザーに届けることを実現されています。
檜風呂の普及から、日本文化の良さを見直そうと活動されています。
使用されている檜材は、日本(左)、アラスカ(中)、ラオス(右)と3種類。
日本材は乾燥に強く、ラオス材は腐食に強いなど、それぞれの特性があります。
基本的には置き型の浴槽で、在来工法の浴室の造り方です。
富士宮にある工場内には、製材された檜材が整然と管理されています。
「世界でも日本人だけが、毎日、湯を張った風呂に浸かる習慣がある」と言われば、改めてそうなんだなぁと、私たちの風土に根差した特異(?)な習慣に気づかされました。
材種の選定や使い方、寸法の割り出し、幅広の框を使用するこだわり、水圧のかからないように抜ける水抜き栓など、桐山さんの檜風呂に対する造詣の深さは半端ではありません。
現在ユニットバスが広く普及していますが、香が良く、保温性に優れた木のお風呂は、必ず見直されてくると確信しました。
sano-sanoリビングカンパニーとしても、桐山さんのように、商社を挟まずに直接取引してくれる方は嬉しい存在です。
ひいては、エンドユーザーへのコストサービスにつながるのです☆