秋晴れの気持ち良い週末、クライアントのK様により木羽目板塗装のセルフビルドが行われました
住宅の外壁を木で仕上げたいとのご要望により、着色と耐候コーティング、そしてコストダウンの目的からセルフビルドです
今回のK様邸で使用した外壁材は、幅18cm×長さ4mの杉の無垢羽目板
外壁の面積が約100㎡で、本数は約150本、結構あるな~
外壁なので、表面2回、裏面1回(片面だけ塗ると反る為)の計3回、つまり150本×3回塗ります
使用した塗料は、浸透系自然塗料のキシラデコール
軽量カップで割合を計り、ブラウンとグレーを混ぜ合わせて、色合いを作っていきます
sano-sanoが準備、養生した塗装台に杉板を置き、コテ刷毛という道具で塗っていきます
平面をどんどん気持ち良く塗っていきます
コテ刷毛を使うと、スピーディに色むらが無く、綺麗に仕上がります
実(さね)と呼ばれる、重なる部分は普通の刷毛を併用しつつ
塗った板材は、桟木(さんぎ)と呼ばれる、現場の端材を間に挟んで、どんどん積み重ねていきます
あとはこの工程の繰り返し
乾いた材はひっくり返して、裏面を塗ります
やりだすと没頭出来るせいか、どんどん進んでいきます
最初に混ぜ合わせたグレー系の色合いが、杉の持つ赤系の地色と上手くマッチしています
この色は、既製品には出せない、とても不思議ですね
150本完了! K様お疲れ様でした!
あとはこの材を大工さんにパスして、外壁に貼ってもらいます☆