京都、みますの柿渋を木材のカットサンプルに塗ってます。
シナ、ラワン、タモ、ラーチ、レッドシダー、杉などの木材に1~2回塗り。
素地との相性、風合いを実験しています。
柿渋は日本古来からの防腐、防汚塗料。
昔の建具、外壁、番傘、蓑などにも塗られていました。
時間が経つほどどんどん赤味が増し、経年変化が楽しめます。
湿度のある日本の風土に調和した、独特の赤がとても好きです。
何故か不思議ですが、サッパリと感じます。
価格もリーズナブルで、通常は水で5倍ほど希釈し、コテ刷毛で塗ると綺麗に仕上がります。
塗っている時は、とても癖のある匂いがしますが、乾けば臭わなくなります。
無臭の柿渋塗料も市販されてますが、匂いがある方が柿渋を塗ってる感じがして、私は好きです。
今回は家具に塗る予定があり、より濃い赤味を求めて、無希釈で塗装。
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